令和7年10月10日金曜日17時より岩永組本社2階にて熊本法人会南熊本教室が開催され、講演にNPO法人 ポピンズくまもと より 森高麻里様をお迎えし、『 みんなちがってみんないい 』 ~元ソーシャルワーカーからみた発達障害と職場の小さなサポート~ と題してお話を頂戴いたしました。

講演は、身近な人たちの様々な状況、背景にあるものを理解し、みんなに優しい社会を構築し、あらゆる状況の方々が、職場で活躍できる環境づくりについて考えるということがテーマでした。
誰しも、この人は自分とは違うなと感じる人がいて、たとえば、考え方や価値観、生活習慣や行動パターン、性格の違い、文化や背景の違い、趣味や関心の違いなど、こうした違いを感じる相手は距離を感じる要因になるとの事でした。
また、その様な人は職場や日常生活では得意なことや苦手なことが強く表れ支障が出るほどの場合があるので、周りの人の支援が必要となってくるとの事でした。

『みんなちがって、みんないい』とは金子みすゞ さんの 私と小鳥と鈴と から引用されていて森高先生のやさしい話し方にとてもマッチする言葉で、良い作品だと思いました。
また、金子さんの作品のように、その様な人を特別扱いするのではなく、『合理的配慮』を行い 平等ではなく 公平さが担保された世の中 を創っていかなければいけないとの事でした。

その様な人は できない のではなく がんばっても難しい のである。その人の事を知ろうとする姿勢や、気に掛けることが大事なことだとわかりました。
なかなか、このような話は話題にならないのではないかと思います。今回森高先生の話を聞けてそのような人にどのように接するかなど大変よくわかりました。
森高先生ありがとうございました!