3月20日(月)の社員勉強会では、肥後銀行南熊本支店様に講師をお願いして『人生とお金の話』について学びました。
●貯蓄の目的(「①老後の生活資金」「②病気や災害への備え」「③こどもの教育資金」等)
①老後の生活資金(ゆとりある老後生活を送るための貯蓄)
セカンドライフ(定年退職後などの新しい生活)を20年とすると、3,384万円が不足となります(年間169万円)。
②病気や災害への備え(万が一の病気やケガ、予期せぬ災害のために備える貯蓄)
高齢になるほど病気やケガのリスクが高まる傾向にあります。地震や災害などが起こった場合の当面の生活費等も必要です。
③こどもの教育資金(お子さまの教育資金に備えるための貯蓄)
こども一人あたりにかかる教育費は(注3・4)、大学まで卒業させた場合、全て国公立であれば1,230万円、全て私立であれば2,796万円となり、一人あたり最低でも1,000万円以上の教育資金が必要となります。
●積立
目的に応じた資金をすぐに手元に用意するのは難しい為、普段からコツコツ積み立てて準備する必要があります。
①預金(一般財形・財形住宅・財形年金等)
②外貨貯蓄預金・定額自動振替方式
③投資信託・定時定額購入方式(一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA等)
④iDeCo
⑤平準払保険(個人年金・終身)
①~⑤は、それぞれにメリット・デメリットが存在する為、自身のライフプランに合わせた積立方法を選定することが重要となります。
皆様も、個人・家庭のライフプランに合った積立方法を検討してみてはいかがでしょうか。
特に、給与の振込先等を肥後銀行の口座にされている方は、そのまま何も手入らずで積み立てしてくれると思います。
肥後銀行南熊本支店様、大変貴重なご講演をありがとうございました!
(注1)出典:公益財団法人 生命保険文化センター 「令和元年度生活保障に関する調査」
(注2)出典:厚生労働省 「令和4年度の年金額改定について」
(注3)出典:文部科学省 「子供の学習費調査(平成30年度)」
(注4)出典:独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査結果」