2月の社員勉強会は『一次救命処置』について学びました!

2月20日(月)の社員勉強会では、日本赤十字社 熊本県支部の坂本様に講師をお願いして『一次救命処置(胸骨圧迫のみの心肺蘇生とAED)』について学びました。

今月の勉強会は他社様からの参加もあり、総勢80名程で勉強会を実施致しました。

グループに分かれ、実際に人が倒れているときを想定して、胸骨圧迫やAEDを体験しました。

●人が倒れているとき

倒れている人に近づくその前に、周囲の安全を確認し(二次事故防止)、傷病者の状態を確認します。(大出血の有無など)。

その上で、以下の手順に従って一次救命処置を行っていきます。

①反応(意識)を確認する

肩を叩いて声をかける 。

②協力者を求める

119番通報、AEDの手配をする 。

③呼吸の確認

10秒以上時間をかけないで、胸とお腹を見て、普段通りの呼吸があるかを確認する 。

※死戦期呼吸(心停止直後などにみられるしゃくりあげるような呼吸)を普段通りの呼吸と間違えないようにする 。

※判断に自信が持てないときは胸骨圧迫を開始する。

④胸骨圧迫

胸骨の下半分(目安は胸の真ん中)を垂直に押し下げる。

圧迫の深さは約5cm、圧迫の速さは1分間当たり100~120回、圧迫は「強く・早く・絶え間なく」を意識する 。

※人工呼吸が出来る場合は、胸骨圧迫30回と人口呼吸2回を繰り返す 。

※人工呼吸が出来ない場合は、胸骨圧迫のみを継続する 。

⑤AED

電源を入れて音声に従い、電気パッドを貼りショックボタンを押す(手順は全て音声案内に従う)。

AEDが届いたら、最初に胸骨圧迫をしていた人がAEDの操作を、AEDを持ってきた人は操作中の人に代わって胸骨圧迫を続けます。
また、感電の恐れがある為、電気パッドを貼る部分が濡れている場合は拭きます。

会社にあるAEDの場所を理解しておくことや、商業施設等でのAEDの場所を確認することなど、身近なことから意識して、不測の事態に備えたいと思いました。

坂本様、貴重な講演を大変有難うございました。

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