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泰勝寺跡仰松軒保存修理工事(その2)

 熊本藩主細川家墓所として国の史跡に指定されている仰松軒(お茶室)の修理が完了しました。
 仰松軒は、立田自然公園内にあり、千利休の利休七哲の筆頭、細川忠興(三斎)の古図に基づいて大正12年に復元されたお茶室です。
 今回は傷みが激しかった、茅葺き・柿(こけら)葺き・杉皮葺きの屋根の修理等を主に施工しました。
 興味を持たれた方は、自然豊かな公園を散歩がてら訪れてみてください。(お茶室は柵越しに、外観のみの見学となります。)
※表紙写真では、右側の建物が仰松軒です。

社内季報「いわなが」No.203号より抜粋

所在地
熊本市中央区手取本町1番1号
設計
一般財団法人 京都伝統建築技術協会
竣 工
令和4年2月